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IFRS適用済・適用決定会社一覧 | 日本取引所グループ

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(1)

平成26年5月13日

上 場 会 社 名 小野薬品工業株式会社 小野薬品工業株式会社 小野薬品工業株式会社 小野薬品工業株式会社 小野薬品工業株式会社 上場取引所 東

コ ー ド 番 号 4528 URL http://www.ono.co.jp/

代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 相良 暁

問合せ先責任者 (役職名) 広報室長 (氏名) 谷 幸雄 (TEL) (06)6263-5670

定時株主総会開催予定日 平成26年6月27日 配当支払開始予定日 平成26年6月30日

有価証券報告書提出予定日 平成26年6月30日

決算補足説明資料作成の有無 : 有

決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・証券アナリスト向け )

 

(百万円未満四捨五入)

1.平成26年3月期の連結業績(平成25年4月1日~平成26年3月31日)

(1)連結経営成績

(%表示は対前期増減率)

売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益

親会社の所有者に 帰属する当期利益

当期包括利益 合計額

百万円 百万円 百万円 百万円 百万円 百万円

26年3月期 143,247 0.3 26,423△11.7 29,458△10.7 20,548△11.4 20,350△11.2 28,584△22.3 25年3月期 142,806 - 29,935 - 33,001 - 23,190 - 22,919 - 36,798 -

 

基本的1株当たり 当期利益

希薄化後 1株当たり当期利益

親会社所有者帰属持分 当期利益率

資産合計 税引前利益率

売上収益 営業利益率

26年3月期 191.96 - 4.6 6.1 18.4

25年3月期 216.18 - 5.3 7.1 21.0

(参考)持分法による投資損益 26年3月期 4百万円 25年3月期 46百万円

 

 

(2)連結財政状態

資産合計 資本合計

親会社の所有者に 帰属する持分

親会社所有者 帰属持分比率

1株当たり親会社 所有者帰属持分

百万円 百万円 百万円

26年3月期 485,962 451,996 447,599 92.1 4,222.19 25年3月期 475,068 442,542 438,351 92.3 4,134.75

 

(3)連結キャッシュ・フローの状況

営業活動による キャッシュ・フロー

投資活動による キャッシュ・フロー

財務活動による キャッシュ・フロー

現金及び現金同等物 期末残高

百万円 百万円 百万円 百万円

26年3月期 28,422 6,926 △19,636 104,898

25年3月期 18,992 4,365 △19,372 89,117

 

 

 

2.配当の状況

年間配当金 配当金総額

(合計)

配当性向 (連結)

親会社所有者 帰属持分配当率 第1四半期末第2四半期末第3四半期末 期末 合計 (連結)

百万円

25年3月期 - 90.00 - 90.00 180.00 19,085 83.3 4.4 26年3月期 - 90.00 - 90.00 180.00 19,084 93.8 4.3 27年3月期(予想) - 90.00 - 90.00 180.00 119.3

 

 

3.平成27年3月期の連結業績予想(平成26年4月1日~平成27年3月31日)

(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率) 売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益

親会社の所有者に 帰属する当期利益

基本的1株当たり 当期利益

百万円 百万円 百万円 百万円 百万円

第2四半期(累計) 68,100 - 10,300 - 11,750 - 8,700 - 8,600 - 81.12 通 期 139,000 △3.0 19,200△27.3 21,800△26.0 16,200△21.2 16,000△21.4 150.93

(2)

(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無

 

 

(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更

① IFRSにより要求される会計方針の変更 : 無

② ①以外の会計方針の変更 : 無

③ 会計上の見積りの変更 : 無

 

 

(3)発行済株式数(普通株式)

① 期末発行済株式数(自己株式を含む)

26年3月期 117,847,500株 25年3月期 117,847,500株

② 期末自己株式数

26年3月期 11,836,546株 25年3月期 11,831,010株

③ 期中平均株式数

26年3月期 106,014,250株 25年3月期 106,017,415株

 

 

(参考) 個別業績の概要(日本基準)

1.平成26年3月期の個別業績(平成25年4月1日~平成26年3月31日)

(1)個別経営成績

(%表示は対前期増減率)

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益

百万円 百万円 百万円 百万円

26年3月期 143,124 △0.4 25,117 △19.7 27,052 △18.4 18,980 △20.0 25年3月期 143,649 △0.4 31,284 △15.7 33,131 △16.0 23,732 0.4

 

1株当たり 当期純利益

潜在株式調整後 1株当たり当期純利益

26年3月期 179.01 -

25年3月期 223.83 -

 

 

(2)個別財政状態

総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産

百万円 百万円

26年3月期 457,024 423,111 92.6 3,990.74 25年3月期 446,811 415,682 93.0 3,920.48 (参考)自己資本 26年3月期 423,111百万円 25年3月期 415,682百万円

 

(注)個別業績における財務数値については、日本基準に基づいております。

 

 

※ 監査手続の実施状況に関する表示

 

この決算短信は、金融商品取引法に基づく監査手続きの対象外であり、この決算短信の開示時点において、金融商品取引法に基づく財務諸表 の監査手続は終了していません。

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項

(IFRSについて)

1.当社グループは平成26年3月31日に終了する連結会計年度に国際会計基準(IFRS)を初めて適用し、当連結会計年度よりIFRS に準拠し た連結財務諸表で開示しております。また、前連結会計年度の連結財務諸表につきましてもIFRS に準拠して表示しております。

2.当社の前連結会計年度におけるIFRSと日本基準との差異に関する説明は、30ページ以降をご参照ください。

(将来に関する記述についてのご注意)

記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、 実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料P.6「(1)経営成績に関する分析の(次期の 見通し)」をご覧ください。

決算短信(宝印刷) 2014年05月12日16時30分2ページ(Tess 1.40 20131220_01)

(3)

○添付資料の目次

1.経営成績・財政状態に関する分析 ……… 2

(1)経営成績に関する分析 ……… 2

(2)財政状態に関する分析 ……… 7

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……… 8

2.企業集団の状況 ……… 9

3.経営方針 ………11

(1)企業理念および基本方針 ………11

(2)経営課題 ………11

4.連結財務諸表 ………12

(1)連結財政状態計算書 ………12

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………14

(3)連結持分変動計算書 ………16

(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………17

(5)継続企業の前提に関する注記 ………18

(6)連結財務諸表に関する注記事項 ………18

  (報告企業)………18

(作成の基礎)………18

(重要な会計方針)………19

(重要な会計上の見積りおよび見積りを伴う判断)………27

  (セグメント情報)………28

  (金融収益および金融費用)………29

(法人税等の税率の変更による繰延税金資産および繰延税金負債の金額の修正)………29

  (1株当たり利益)………30

  (重要な後発事象)………30

  (初度適用)………30

(4)

2

1.経営成績・財政状態に関する分析

(1)経営成績に関する分析

 (業績の概況)

当期におけるわが国経済は、政府や日銀が進めた景気刺激に向けた諸施策によって個人消費や企業収益に改善 が見られ、景気はゆるやかながら回復基調で推移しました。

 一方、国内医薬品市場では、新薬の成功確率が低下し研究開発費が増加するなか、後発医薬品使用促進策の浸 透などによる医療費抑制政策の強化が進み、新薬開発型企業にとっては厳しい事業環境が続いています。  こうしたなかで当社グループは、革新的な新薬開発と製品価値のさらなる向上を目指し、世界最先端の知見・ 技術の活用も含めた研究開発体制の一層の強化と主要製品を中心とした学術情報活動の充実を図るとともに、経 営全般にわたって効率化に努めましたが、当期の連結業績は次のとおりとなりました。

(なお既に公表のとおり、当期末の連結決算から、日本基準にかえてIFRSベースでの業績発表を行ってい ます。)

(単位:百万円) 2013年3月期 2014年3月期 増減額 増減率

売上収益 142,806 143,247 440 0.3%

営業利益 29,935 26,423 △3,512 △11.7%

税引前当期利益 33,001 29,458 △3,542 △10.7%

当期利益

(親会社の所有者帰属)

22,919 20,350 △2,569 △11.2%

[売上収益]

 売上収益は前期比4億円(0.3%)増加の1,432億円となりました。

・講演研究会、説明会など、引き続き積極的な情報提供活動を進め、主要新製品の売上は増加しましたが、一方 で後発品使用促進策の浸透もあり長期収載品の売上は減少となりました。

・主要新製品では、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠」は357億円(対前期比 2.6%増)、骨粗鬆症治療剤「リ カルボン錠」は111億円(同比 45.0%増)、抗悪性腫瘍剤投与に伴う悪心・嘔吐治療剤「イメンドカプセル」、

「プロイメンド点滴静注用」は合わせて88億円(同比 10.5%増)、アルツハイマー型認知症治療剤「リバスタ ッチパッチ」は64億円(同比63.8%増)となりました。

 なお、昨年11月、心機能低下例における頻脈性不整脈(心房細動・粗動)の効能効果追加の承認を取得しまし た術中術後の頻脈性不整脈治療剤「注射用オノアクト」は44億円(同比18.8%増)、昨年8月新発売の関節リ ウマチ治療剤「オレンシア皮下注」は8億円となりました。

・主な長期収載品では、末梢循環障害改善剤「オパルモン錠」は325億円(対前期比 4.2%減)、気管支喘息・ア レルギー性鼻炎治療剤「オノンカプセル」は135億円(同比16.6%減)、糖尿病性神経障害治療剤「キネダッ ク錠」は74億円(同比14.5%減)となりました。

[営業利益]

営業利益は前期比35億円(11.7%)減少の264億円となりました。

・売上原価は前期比13億円(4.0%)増加の327億円となりました。

・研究開発費は前期比4億円(0.8%)減少の444億円となりました。

・販売費及び一般管理費(研究開発費を除く)は、市販後調査費用やコンピュータおよびソフト関連投資に伴う 償却費用が増加し、前期比26億円(7.1%)増加の384億円となりました。

[当期利益](親会社所有者帰属)

当期利益は、復興特別法人税が1年前倒しで廃止されたことに伴う繰延税金資産の取り崩しもあり、前期比26億 円(11.2%)減少の204億円となりました。

決算短信(宝印刷) 2014年05月12日16時30分4ページ(Tess 1.40 20131220_01)

(5)

(研究開発活動)

当社グループは、「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、これまで克服されていな い病気や、いまだ患者さんの治療満足度が低く、医療ニーズの高い疾患領域に挑戦し、独創的かつ画期的な医薬品 の創製に向けて努力を積み重ねています。

現在、開発パイプラインには、抗体医薬品を含む抗がん剤、がん悪液質の治療薬など、がん治療およびその支 持療法の領域の新薬候補化合物をはじめ、多発性硬化症や慢性心不全の治療薬候補などがあり、早期の上市に向け て開発を進めています。

なかでも、がん治療およびその支持療法の領域はアンメットニーズが高いことから、当該領域を戦略分野と位 置づけ、支持療法を含むがん患者さんの包括的薬物治療への貢献を目指します。

今後も国内外での世界最先端技術を活用した独創的かつ画期的な医薬品の創製を目指すとともに、ライセンス 活動による有望な化合物の導入などにより、質の高い新薬候補化合物の拡充にも努めるなど、研究開発活動の一層 の強化に取り組みます。

当期における研究開発活動の主な成果(前期末以後、本年5月上旬までのものを含む)は、以下のとおりです。

[開発品の主な進捗状況]

<国内>

・昨年4月、パーキンソン病治療薬、レボドパプロドラッグである「ONO-2160/CD」は、フェーズⅠ試験を開始し ました。

・昨年4月、関節リウマチ治療剤「オレンシア点滴静注用」は、若年性特発性関節炎を対象としたフェーズⅢ試 験を開始しました。

・昨年4月、関節リウマチ治療剤「オレンシア点滴静注用」は、ループス腎炎を対象としたフェーズⅢ試験(国 際共同治験)を開始しました。

・昨年6月、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠25mg」は、シタグリプチンとして12.5mg1日1回が投与可能な製 剤(割線錠)が承認され、重度腎機能障害のある患者さん、血液透析または腹膜透析を要する末期腎不全の 患者さんについても投与が可能になりました。

・昨年6月、関節リウマチ治療剤「オレンシア皮下注」は、皮下投与での剤型追加の製造販売承認を取得しまし た。

・昨年6月、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体「ONO-4538」は、悪性黒色腫を予定される効能効果とする希 少疾病用医薬品に指定されました。

・昨年7月、GABAA受容体作動薬「ONO-2745」は、ICU鎮静を対象としたフェーズⅡ試験を実施しておりましたが、 長期投与時の薬物動態特性を踏まえて、試験を中止しました。

・昨年8月、末梢循環障害治療剤「オパルモン錠」は、安定性の改善を目的にした製剤変更に関する承認申請を しました。

・昨年8月、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠」は、すべての経口血糖降下剤およびインスリン製剤との併用 を可能とする効能・効果の一部変更承認申請をしました。

・昨年9月、2型糖尿病治療剤「グラクティブ錠12.5mg」は、重度腎機能障害のある患者さん、血液透析または 腹膜透析を要する末期腎不全の患者さんに、シタグリプチンとして12.5mg1日1回が投与可能な製剤として剤 型追加の製造販売承認を取得しました。

・昨年9月、グラクティブ・メトホルミン配合錠 (ONO-5435A)/MK-0431Aは、2型糖尿病を対象としたフェーズⅢ 試験を実施していましたが、期待された配合剤としての有効性が得られなかったことを踏まえて、開発を中 止しました。

・昨年9月、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体「Nivolumab(ONO-4538/BMS-936558)」について、欧州がん学 会(European Cancer Congress 2013)において、悪性黒色腫を対象とした日本でのフェーズⅡ試験の成績が 公表されました。

・昨年11月、手術時・手術後の頻脈性不整脈治療剤「注射用オノアクト50」は、心機能低下例における頻脈性不 整脈(心房細動・粗動)の効能・効果追加の承認を取得しました。

(6)

4

・昨年11月、Ifチャネル阻害薬「ONO-1162/Ivabradine」は、慢性心不全を対象としたフェーズⅡ試験を開始し ました。

・昨年11月、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体「ONO-4538」は、食道がんを対象としたフェーズⅡ試験を開 始しました。

・昨年12月、ペプチドワクチン「ONO-7268MX2」は、肝細胞がんを対象としたフェーズⅠ試験を開始しました。

・昨年12月、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体「ONO-4538」は、悪性黒色腫を効能・効果とした製造販売承 認申請をしました。

・本年1月、プロテアソーム阻害薬「ONO-7057/カルフィルゾミブ」は、多発性骨髄腫を対象としたフェーズⅢ試 験を開始しました。

・本年1月、プロスタグランディンD2受容体拮抗薬「ONO-4053」は、アレルギー性鼻炎を対象としたフェーズ

Ⅰ試験を開始しました。

・本年2月、頻脈性不整脈治療剤「オノアクト点滴静注用150 mg(ONO-1101)」は、利便性の向上を目的として高 含量の剤型追加の製造販売承認申請をしました。

・本年2月、グレリン様作用薬「ONO-7643」は、がん悪液質を対象とした新たなフェーズⅡ試験を開始しました。  

<海外>

・昨年6月、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体「Nivolumab(ONO-4538/BMS-936558)」について、第49回米国 臨 床 腫 瘍 学 会 (American Society of Clinical Oncology: ASCO) に お い て、 非 小 細 胞 肺 が ん、 悪 性 黒 色 腫、 腎 細 胞 が ん を 対 象 と し た 米 国 で の フ ェ ー ズ Ⅰ 試 験 お よ び 悪 性 黒 色 腫 を 対 象 と し た 「Yervoy®(ipilimumab)」 との併用フェーズⅠ試験の成績が公表されました。また、悪性黒色腫を対象とした「Yervoy®(ipilimumab)」 との併用フェーズⅠ試験については、同様の成績がNew England Journal of Medicine(NEJM)にも掲載され ました。

・ 昨 年 6 月、S1P 受 容 体 拮 抗 薬 で あ る 「ONO-1266」 は、 門 脈 圧 亢 進 症 を 対 象 と し た フ ェ ー ズ Ⅰ 試 験 を 開 始 し ま し た。

・昨年9月、ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体「Nivolumab(ONO-4538/BMS-936558)」について、欧州がん学 会(European Cancer Congress 2013)において、非小細胞肺がん、悪性黒色腫、腎細胞がんを対象とした米 国 で の フ ェ ー ズ Ⅰ 試 験 お よ び 悪 性 黒 色 腫 を 対 象 と し た 「Yervoy®(ipilimumab)」 と の 併 用 フ ェ ー ズ Ⅰ 試 験 の 成績が公表されました。

・昨年9月、プロスタグランディン受容体(EP4)作動薬「ONO-4232」は、急性心不全を対象としたフェーズⅠ試 験を開始しました。

・ 昨 年 10 月、 ブ リ ス ト ル ・ マ イ ヤ ー ズ ス ク イ ブ 社 は、 ヒ ト 型 抗 ヒ ト PD-1 モ ノ ク ロ ー ナ ル 抗 体 「Nivolumab

(ONO-4538/BMS-936558)」 に つ い て、 固 形 が ん (ト リ プ ル ネ ガ テ ィ ブ 乳 が ん、 胃 が ん、 膵 が ん、 小 細 胞 肺 が ん)を対象としたフェーズⅠ/Ⅱ試験を開始しました。

・昨年12月、プロスタグランディン受容体(FP/EP3)作動薬「ONO-9054」は、緑内障・高眼圧症を対象としたフ ェーズⅡ試験を開始しました。

・ 昨 年 12 月、Bruton's tyrosine kinase(Btk) 阻 害 薬 「ONO-4059」 に つ い て、 第 55 回 米 国 血 液 学 会 (American Society of Hematology: ASH) に お い て、 B 細 胞 リ ン パ 腫 を 対 象 と し た 欧 州 で の フ ェ ー ズ Ⅰ 試 験 の 中 間 結 果 が公表されました。

・ 本 年 2 月、 ブ リ ス ト ル ・ マ イ ヤ ー ズ ス ク イ ブ 社 は、 ヒ ト 型 抗 ヒ ト PD-1 モ ノ ク ロ ー ナ ル 抗 体 「Nivolumab

(ONO-4538/BMS-936558)」について、膠芽腫を対象としたフェーズⅡ試験を開始しました。

・ 本 年 3 月、 ブ リ ス ト ル ・ マ イ ヤ ー ズ ス ク イ ブ 社 は、 ヒ ト 型 抗 ヒ ト PD-1 モ ノ ク ロ ー ナ ル 抗 体 「Nivolumab

(ONO-4538/BMS-936558)」について、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫を対象としたフェーズⅡ試験を開始し ました。

・ 本 年 3 月、 ブ リ ス ト ル ・ マ イ ヤ ー ズ ス ク イ ブ 社 は、 ヒ ト 型 抗 ヒ ト PD-1 モ ノ ク ロ ー ナ ル 抗 体 「Nivolumab

(ONO-4538/BMS-936558)」について、濾胞性リンパ腫を対象としたフェーズⅡ試験を開始しました。

・ 本 年 3 月、 ブ リ ス ト ル ・ マ イ ヤ ー ズ ス ク イ ブ 社 は、 ヒ ト 型 抗 ヒ ト PD-1 モ ノ ク ロ ー ナ ル 抗 体 「Nivolumab

(ONO-4538/BMS-936558)」について、大腸がんを対象としたフェーズⅡ試験を開始しました。

・本年4月、トロンボポエチン受容体作動薬「ONO-7746」は、血小板減少症を対象としたフェーズⅠ試験を実施 していましたが、戦略上の理由から試験を中止し、ライセンス権を日産化学工業株式会社に返還しました。

決算短信(宝印刷) 2014年05月12日16時30分6ページ(Tess 1.40 20131220_01)

(7)

[創薬/研究提携活動の状況]

・ 本年3月、国立大学法人東北大学および東京大学とともに、産学連携による創薬オープン・イノベーションを 追求する「オリエンタム・イノベーション」と称する研究ネットワークに関する契約を締結しました。

[ライセンス活動の状況]

・昨年4月、ポルトガルBial社から、パーキンソン病における症状の日内変動(ウェアリングオフ現象)の治療 薬として長時間作用型COMT阻害薬「BIA9-1067(一般名:Opicapone)」について、日本での独占的ライセンス 権を取得しました。Opicaponeは、現在Bial社が海外でフェーズⅢ試験を実施中であり、これまでの臨床試験 において1日1回の服用により持続的なCOMT阻害活性が示されており、服薬利便性の向上が期待されます。

・昨年5月、大日本住友製薬株式会社とリマプロスト(当社国内製品名:「オパルモン」)に関する中国における 事業展開について合意しました。本合意に基づき当社は、中国において腰部脊柱管狭窄症に対する適応取得 を目指し、販売承認取得後に大日本住友製薬株式会社の子会社である住友制葯(蘇州)有限公司に独占的販 売権を許諾いたします。なお当社は共同販促権を留保しています。

・昨年10月、米国Valeant社から、褐色細胞腫の治療薬としてチロシン水酸化酵素阻害剤「メチロシン(一般名)」 について、日本での独占的ライセンス権を取得しました。メチロシンは、1979年に米国で承認・上市されて おり、日本では未承認薬・適応外薬の開発促進のために厚生労働省の主催で設置された「医療上の必要性の 高い未承認薬・適応外薬検討会議」において開発企業の募集が行われた化合物です。メチロシンを開発・販 売することで、褐色細胞腫の治療に貢献できることが期待されます。

・昨年12月、アストラゼネカ社と2型糖尿病の治療薬「フォシーガ®錠(一般名:dapagliflozin)」について、日 本におけるコ・プロモーション契約を締結しました。当社は流通・販売を担当し、アストラゼネカ株式会社 とともに販促を行います。本剤は2型糖尿病治療薬として承認された世界で最初のナトリウム・グルコース 共輸送体2(SGLT2)阻害剤であり、国内では本年3月に製造販売承認を取得しました。今後の2型糖尿病治療 の新たな選択肢となることが期待されます。

(海外事業展開の状況)

・昨年12月、従来から韓国での導出製品の販売支援を行ってきた当社ソウル支店を閉鎖し、将来的な韓国での自 販に向け、当社100%出資子会社として「韓国小野薬品工業株式会社」を設立しました。

(8)

6

(次期の見通し)

(単位:百万円) 2014年3月期 2015年3月期 増減額 増減率(%)

売上収益 143,247 139,000 △4,247 △3.0

営業利益 26,423 19,200 △7,223 △27.3

税引前当期利益 29,458 21,800 △7,658 △26.0

当期利益

(親会社の所有者帰属)

20,350 16,000 △4,350 △21.4  

[売上収益]

主要新製品では、DPP-4阻害剤「グラクティブ錠」、SGLT2阻害剤「フォシーガ錠」(今月発売予定)の2つの2型 糖尿病治療薬について積極的に情報提供活動を進めていくとともに、抗悪性腫瘍剤投与に伴う悪心・嘔吐治療剤

「イメンドカプセル/プロイメンド」、4週に1回服用する骨粗鬆症治療剤「リカルボン50mg錠」、国内初の貼付タイ プのアルツハイマー型認知症治療剤「リバスタッチパッチ」、関節リウマチ治療剤「オレンシア皮下注」などで売 上拡大を図ります。

 一方、長期収載品については、潜在市場の大きい「オパルモン錠」「キネダック錠」などについて、引き続き潜 在市場の開拓活動に取り組み、後発品によるマイナス影響を最小限に留めていきますが、次期は4月からの薬価改 定の影響を受けることから、売上収益は2014年3月期実績に対して42億円(3.0%)減少の1,390億円を予想してい ます。

[損益]

経費につきましては、引き続き効率化に努めますが、売上原価は商品構成の変化から増加することが見込まれ、 また、新製品上市に伴う活動経費の増加から、販売費及び一般管理費も増加する見込みです。一方で研究開発費 は、ONO-4538を中心にプロジェクト数が増加するものの、無形資産の減損を見込んでおらず、また投資効率を考 慮した経費管理を強化することから、前期比減少の見込みです。

営業利益は2014年3月期比72億円(27.3%)減少の192億円、親会社所有者帰属分当期利益は同比44億円(21.4

%)減少の160億円と予想しています。

決算短信(宝印刷) 2014年05月12日16時30分8ページ(Tess 1.40 20131220_01)

(9)

(2)財政状態に関する分析

(資産、負債、資本及びキャッシュ・フローの状況に関する分析)

(連結財政状態)

(単位:百万円) 2013年3月期 2014年3月期 差額

資産合計 475,068 485,962 10,894

親会社所有者帰属持分 438,351 447,599 9,247

親会社所有者帰属持分比率 92.3% 92.1%

1株当たり親会社 所有者帰属持分

4,134円75銭 4,222円19銭

資産合計は前期末に比べ109億円増の4,860億円となりました。

流動資産は有価証券の減少などから19億円減の1,955億円となりました。

非流動資産は投資有価証券・無形資産の増加などから128億円増の2,904億円となりました。 負債は未払金等の増加などから14億円増の340億円となりました。

親会社所有者帰属持分はその他の包括利益累計額の増加などから92億円増の4,476億円となりました。

(連結キャッシュ・フローの状況)

(単位:百万円) 2013年3月期 2014年3月期 差額

現金及び現金同等物の期首残高 85,067 89,117

営業活動によるキャッシュ・フロー 18,992 28,422 9,430

投資活動によるキャッシュ・フロー 4,365 6,926 2,561

財務活動によるキャッシュ・フロー △19,372 △19,636 △264

現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,985 15,712

現金及び現金同等物に係る為替変動による影響額 65 69

現金及び現金同等物の期末残高 89,117 104,898

 当期の現金及び現金同等物の増減額は、157億円の増加となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期利益が295億円、減価償却費及び償却費が51億円、棚卸資産の 増加10億円、法人税等の支払額109億円などにより284億円の収入となりました。

投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券などの取得と売却および償還などにより差し引き202億円の 収入があり、一方では有形固定資産取得による支出58億円、無形資産取得による支出70億円などにより69億円の収 入となりました。

財務活動によるキャッシュ・フローは、主に配当金の支払いから196億円の支出となりました。

(10)

8 (参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移

IFRS

2013年3月期 2014年3月期

親会社所有者帰属持分比率(%) 92.27 92.11

時価ベースの親会社所有者帰属持分比率(%) 127.87 195.02

キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 0.05 0.03

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 2,456.95 2,037.77

(注)親会社所有者帰属持分比率: 親会社所有者帰属持分/資産合計  時価ベースの親会社所有者帰属持分比率 : 株式時価総額/資産合計  キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー  インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い

※各指標は、いずれも連結ベースの財務諸表数値により算出しています。

※株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。

※営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用してい ます。有利子負債は、連結財政状態計算書に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象 にしています。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しています。

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当

利益配分につきましては、株主の皆様への利益還元を経営の重要政策の一つと位置づけ、安定的な配当の継続を重 視しつつ、業績に応じた成果の配分を行っていきたいと考えています。

当期の配当金は、期末配当を1株当たり90円とし、中間配当90円と合わせて、年間配当を180円とさせていただく ことを予定しています。また次期の年間配当については、当期と同額の1株当たり180円を予想しています。

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(11)

2.企業集団の状況

 

当社および当社の関係会社(当社、子会社5社および関連会社2社(2014年3月31日現在)により構成)においては、 医薬品部門に関係する事業を行っております。

医薬品事業における当社および関係会社の位置づけ等は次のとおりであります。

< 医薬品事業 >

医療用、一般用医薬品の製造・販売を行っております。このうち医療用医薬品については、従前より研究開発活 動に特に注力しており、当企業集団の中で主力分野と位置づけております。

 〔関係会社〕   (販売支援)

 韓国小野薬品工業㈱  (製造・販売)

 東洋製薬化成㈱、㈱ビーブランド・メディコーデンタル、㈱ナミコス、東海カプセル㈱  (医薬品の臨床開発・導出入活動)

 オノ・ファーマ・ユーエスエー インク、オノ・ファーマ・ユーケー・リミテッド

 なお、当社および関係会社の事業は医薬品事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しており ます。

以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。

(12)

10

< 関係会社の状況 >

名称 住所 資本金

主要な事業 の内容

議決権の 所有割合 (%)

関係内容

(連結子会社) 千米ドル

オノ・ファーマ・ ユーエスエー インク

(注)2

米国

ニュージャージー州

24,000 医薬品事業 100.0

医 薬 品 の 臨 床 開 発 ・ 導 出 入 活 動等を行っている。

オノ・ファーマ・ ユーケー・リミテッド

英国ロンドン

千ポンド

医薬品事業 100.0

医 薬 品 の 臨 床 開 発 ・ 導 出 入 活 動等を行っている。 50

韓国小野薬品工業㈱

(注)3

韓国ソウル特別市

百万ウォン

医薬品事業 100.0

当 社 医 薬 品 の 販 売 支 援 等 を 行 っている。

3,000

東洋製薬化成㈱ 大阪市中央区

百万円

医薬品事業 45.5

医 薬 品 の 製 造 販 売 等 を 行 っ て いる。

役員の兼任…1名 21

㈱ビーブランド・ メディコーデンタル

大阪市東淀川区

百万円

医薬品事業

80.0 (40.0)

医 薬 品 の 仕 入 販 売 等 を 行 っ て いる。

10

(持分法適用関連会社) 百万円

㈱ナミコス 大阪市中央区 45 医薬品事業 18.8

医 薬 品 用 硬 質 硝 子 製 品 の 製 造 販売等を行っている。

東海カプセル㈱ 静岡県富士市

百万円

医薬品事業

37.5 (20.0)

医 薬 品 ソ フ ト カ プ セ ル の 製 造 販売等を行っている。 20

(注) 1 主要な事業の内容欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。 2 特定子会社に該当しております。

3 2013年12月、韓国小野薬品工業㈱を設立いたしました。

4 東洋製薬化成㈱の持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため子会社としたものであり ます。

5 ㈱ナミコスの持分は100分の20未満でありますが、実質的な影響力を持っているため関連会社としたもので あります。

6 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。 7 有価証券届出書または有価証券報告書を提出している会社はありません。

8 売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超える関係会社はあ りません。

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(13)

3.経営方針

(1)企業理念および基本方針

当社グループは、「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、いまだ満たされない医 療 ニ ー ズ に 応 え る た め、 真 に 患 者 さ ん の た め に な る 革 新 的 な 新 薬 の 創 製 を 目 指 し、 積 極 的 な 努 力 を 続 け て い ま す。

 また、人の生命に関わる医薬品を取り扱う製薬企業としての責任を深く自覚し、法令遵守はもとより高い倫理 観に基づき行動すべく、コンプライアンスの一層の強化に努めています。

(2)経営課題

新薬開発型医薬品企業として永続的な発展を実現するため、次のとおり、事業の根幹となる創薬の方針と現状 における課題を定めています。

〈創薬の方針〉

新 薬 創 製 の プ ロ セ ス に お い て、 特 定 の 疾 患 を 対 象 と す る の で は な く、 脂 質 や 酵 素 阻 害 な ど を 重 点 領 域 と 定 め、各種標的に対する作用を持つ化合物をライブラリーとして蓄積し、そのなかから疾患や治療に結びつく薬 剤を探し出す「化合物オリエント」という創薬手法で独創的な新薬の創製を行ってきました。現在、豊富に蓄 積されたライブラリーを有効に活用するとともに、疾患や治療に関連した化合物をより早く高い精度で探し出 すことができる技術を導入するなど、改良を加えた新たな「化合物オリエント」による新薬創製を進めていま す。また、世界最先端の知見や技術を有する研究機関や大学・ベンチャー企業などとの提携を機動的に行い、 創 薬 研 究 の 効 率 を 高 め、 新 薬 創 製 の 成 功 確 率 を 向 上 さ せ て い き ま す。こ の 取 り 組 み を さ ら に 加 速 さ せ る た め に、当社が見出した独自性の高い新規化合物を最先端の知見や技術を有する複数の大学・研究機関に提供する ことにより、医薬品としての使途の探索を今まで以上に迅速に実施する新しい形の産学連携ネットワーク「オ リエンタム・イノベーション」の構築を、国内外で進めていきます。

〈現状における課題〉

医薬品業界においては、新薬創製の成功確率が年々低下し、研究開発コストが増大する一方、医療制度改革 による種々の医療費抑制政策が進展するなど、厳しい環境が続いています。このようななか、現状における課 題に対し次のとおり取り組むこととしています。

① 開発パイプラインの拡充

持続的成長のためには、開発パイプラインを拡充し、継続的に新薬を市場に送り出していくことが不可欠 です。そのために、世界最先端の技術を活用した、独創的かつ画期的な医薬品創製を加速する一方、事業戦 略性の高い新薬候補化合物、あるいは医療ニーズの高い疾患に対する新薬候補化合物の導入に引き続き注力 していくことにより、今後も継続的な新薬上市に努めていきます。また臨床試験では、有効性と安全性を早 期に確認し、新薬開発のスピードアップにも努めていきます。

② 海外展開の推進

自社で生み出した新薬を世界中に提供できるよう、グローバルな事業展開を推進していきます。海外にお ける臨床開発を積極的に推進するとともに、海外提携企業への導出を通じて、自社創製化合物を海外でも上 市していくことを目指します。しかし、抗がん剤などのスペシャリティー製品については、海外でも自社で 販売していけるよう、アジアから自社販売の基盤づくりに取り組み始めており、今後は、こうした海外での 事業展開のための海外現地拠点の強化を推進していきます。

③ 企業基盤の強化

グローバルレベルでの競争力を高めていくため、人財の育成と組織の活性化に努めます。また、多様性の 向上や社内外の連携強化により、様々な環境変化への対応とイノベーションの実現を図っていきます。さら に、企業倫理の確立、社会貢献活動の推進、環境への配慮、人権の尊重など、コーポレートガバナンス強化 の観点から、CSR活動の一層の充実に取り組んでいきます。

(14)

12

4.連結財務諸表

(1)連結財政状態計算書

移行日 (2012年4月1日)

前連結会計年度 (2013年3月31日)

当連結会計年度 (2014年3月31日)

(百万円) (百万円) (百万円)

資産 流動資産

現金及び現金同等物 85,067 89,117 104,898

売上債権及びその他の債権 42,605 43,385 42,240

有価証券 39,715 40,022 22,295

その他の金融資産 1,000 1,000 905

棚卸資産 18,514 23,195 24,232

その他の流動資産 678 721 958

流動資産合計 187,578 197,439 195,527

非流動資産

有形固定資産 53,929 55,781 59,147

無形資産 20,029 18,869 22,690

投資有価証券 168,170 179,640 188,360

持分法で会計処理されている 投資

933 1,001 1,008

その他の金融資産 5,549 5,568 5,913

繰延税金資産 18,450 13,415 9,853

退職給付に係る資産 4,072 1,050 905

その他の非流動資産 2,278 2,303 2,559

非流動資産合計 273,410 277,628 290,434

資産合計 460,988 475,068 485,962

 

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(15)

移行日 (2012年4月1日)

前連結会計年度 (2013年3月31日)

当連結会計年度 (2014年3月31日)

(百万円) (百万円) (百万円)

負債及び資本 流動負債

仕入債務及びその他の債務 9,479 9,007 10,836

借入金 463 472 508

その他の金融負債 889 1,092 846

未払法人所得税 8,876 5,606 4,303

引当金 933 834 1,063

その他の流動負債 11,450 9,931 10,264

流動負債合計 32,090 26,942 27,820

非流動負債

借入金 222 484 468

その他の金融負債 13 14 17

退職給付に係る負債 2,313 3,467 3,945

引当金 85 86 87

繰延税金負債 846 898 1,002

その他の非流動負債 579 634 626

非流動負債合計 4,058 5,584 6,146

負債合計 36,147 32,526 33,966

資本

資本金 17,358 17,358 17,358

資本剰余金 17,080 17,080 17,080

自己株式 △59,221 △59,231 △59,274

その他の資本の構成要素 △7,688 8,198 15,626

利益剰余金 453,401 454,946 456,809

親会社の所有者に帰属する持分 420,930 438,351 447,599

非支配持分 3,911 4,190 4,397

資本合計 424,841 442,542 451,996

負債及び資本合計 460,988 475,068 485,962

 

(16)

14

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書

連結損益計算書

前連結会計年度 (自 2012年4月1日

至 2013年3月31日)

当連結会計年度 (自 2013年4月1日

至 2014年3月31日)

(百万円) (百万円)

売上収益 142,806 143,247

売上原価 △31,479 △32,747

売上総利益 111,328 110,500

販売費及び一般管理費 △35,831 △38,381

研究開発費 △44,763 △44,413

その他の収益 354 338

その他の費用 △1,153 △1,620

営業利益 29,935 26,423

金融収益 3,029 3,107

金融費用 △10 △76

持分法による投資利益 46 4

税引前当期利益 33,001 29,458

法人所得税 △9,811 △8,910

当期利益 23,190 20,548

当期利益の帰属:

親会社の所有者 22,919 20,350

非支配持分 270 198

当期利益 23,190 20,548

1株当たり当期利益:

基本的1株当たり当期利益(円) 216.18 191.96

希薄化後1株当たり当期利益(円) - -

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(17)

連結包括利益計算書

前連結会計年度 (自 2012年4月1日

至 2013年3月31日)

当連結会計年度 (自 2013年4月1日

至 2014年3月31日)

(百万円) (百万円)

当期利益 23,190 20,548

その他の包括利益:

純損益に振り替えられることのない項目: その他の包括利益を通じて測定する金融資産の 公正価値の純変動

15,107 7,106

確定給付制度の再測定 △1,859 596

持分法適用会社のその他の包括利益を通じて 測定する金融資産の公正価値の純変動に対する 持分

16 3

13,264 7,706 純損益にその後に振り替えられる可能性のある

項目:

在外営業活動体の換算差額 344 323

キャッシュ・フロー・ヘッジの公正価値の純変動 - 6

その他の包括利益合計 13,608 8,036

当期包括利益合計 36,798 28,584

当期包括利益合計の帰属:

親会社の所有者 36,514 28,374

非支配持分 283 210

当期包括利益合計 36,798 28,584

(18)

16

(3)連結持分変動計算書

親会社の所有者に帰属する持分

資本金 資本剰余金 自己株式

その他の 資本の 構成要素

利益剰余金

親会社の 所有者に 帰属する 持分

非支配持分 資本合計

(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)

2012年4月1日現在残高 17,358 17,080 △59,221 △7,688 453,401 420,930 3,911 424,841

当期利益 22,919 22,919 270 23,190

その他の包括利益 13,595 13,595 13 13,608

当期包括利益合計 13,595 22,919 36,514 283 36,798

自己株式の取得 △10 △10 △10

剰余金の配当 △19,083 △19,083 △4 △19,088

その他の資本の構成要素  から利益剰余金への振替

2,291 △2,291

所有者との取引合計 △10 2,291 △21,374 △19,093 △4 △19,097

2013年3月31日現在残高 17,358 17,080 △59,231 8,198 454,946 438,351 4,190 442,542

当期利益 20,350 20,350 198 20,548

その他の包括利益 8,023 8,023 12 8,036

当期包括利益合計 8,023 20,350 28,374 210 28,584

自己株式の取得 △43 △43 △43

剰余金の配当 △19,083 △19,083 △3 △19,086

その他の資本の構成要素 から利益剰余金への振替

△595 595

所有者との取引合計 △43 △595 △18,487 △19,126 △3 △19,129

2014年3月31日現在残高 17,358 17,080 △59,274 15,626 456,809 447,599 4,397 451,996

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(19)

(4)連結キャッシュ・フロー計算書

前連結会計年度 (自 2012年4月1日

至 2013年3月31日)

当連結会計年度 (自 2013年4月1日

至 2014年3月31日)

(百万円) (百万円)

営業活動によるキャッシュ・フロー

税引前当期利益 33,001 29,458

減価償却費及び償却費 4,765 5,109

減損損失 2,931 2,016

受取利息及び受取配当金 △2,576 △2,584

支払利息 8 14

棚卸資産の増減額(△は増加) △4,681 △1,038

売上債権及びその他の債権の増減額(△は増加) △777 1,156

仕入債務及びその他の債務の増減額(△は減少) △825 997

退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 496 515

退職給付に係る資産の増減額(△は増加) 793 1,035

その他 △1,582 △93

小計 31,553 36,585

利息の受取額 963 667

配当金の受取額 1,786 2,046

利息の支払額 △8 △14

法人所得税等の支払額 △15,302 △10,862

営業活動によるキャッシュ・フロー 18,992 28,422

投資活動によるキャッシュ・フロー

有形固定資産の取得による支出 △5,224 △5,816

有形固定資産の売却による収入 0 7

無形資産の取得による支出 △2,383 △7,041

投資の取得による支出 △43,015 △31,353

投資の売却及び償還による収入 55,005 51,526

その他 △17 △398

投資活動によるキャッシュ・フロー 4,365 6,926

財務活動によるキャッシュ・フロー

配当金の支払額 △19,056 △19,073

非支配持分への配当金の支払額 △4 △3

長期借入金の返済による支出 △400 △515

長期借入れによる収入 300 -

短期借入金の純増減額 △203 △2

自己株式の取得による支出 △9 △42

財務活動によるキャッシュ・フロー △19,372 △19,636

現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 3,985 15,712

現金及び現金同等物の期首残高 85,067 89,117

現金及び現金同等物に係る為替変動による影響額 65 69

(20)

18

(5)継続企業の前提に関する注記

該当事項はありません。

(6)連結財務諸表に関する注記事項

(報告企業)

小野薬品工業株式会社(以下、当社)は日本国籍の株式会社であります。当社の登記している本社および主要な事 業所の住所はホームページ(URL http://www.ono.co.jp/)で開示しております。

当社グループの連結財務諸表は2014年3月31日を期末日とし、当社および子会社、並びに当社の関連会社に対する 持分(以下、当社グループ)により構成されております。当社グループは、医療用、一般用医薬品の製造・販売を行 っております。当社グループの事業内容および主要な活動は、注記「セグメント情報」に記載しております。

(作成の基礎)

① IFRSに準拠している旨および初度適用に関する記載

当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式および作成方法に関する規則」(1976年大蔵省令第 28 号) 第 1 条 の 2 に 掲 げ る 「特 定 会 社」 の 要 件 を 満 た す こ と か ら、 同 第 93 条 の 規 定 に よ り、 国 際 会 計 基 準 (以 下、 IFRS)に準拠して作成しております。

当社グループは、当連結会計年度(2013年4月1日から2014年3月31日)からIFRSを初めて適用しており、IFRS へ の 移 行 日 (以 下、 移 行 日) は 2012 年 4 月 1 日 と な り ま す。当 社 グ ル ー プ は IFRS へ の 移 行 に あ た り、 IFRS 第 1 号

「国 際 財 務 報 告 基 準 の 初 度 適 用」(以 下、 IFRS 第 1 号) を 適 用 し て お り、 IFRS へ の 移 行 が 当 社 グ ル ー プ の 財 政 状 態、 経営成績およびキャッシュ・フローの状況に与える影響は、注記「初度適用」に記載しております。

② 測定の基礎

連 結 財 務 諸 表 は、「重 要 な 会 計 方 針」 に 記 載 し て い る 金 融 商 品 等 を 除 き、 取 得 原 価 を 基 礎 と し て 作 成 し て お り ま す。

③ 機能通貨および表示通貨

当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、特に注釈のない限り、百 万円未満の端数を四捨五入して表示しております。

④ 新基準の早期適用

当社グループはIFRS第9号「金融商品」(2010年10月改訂)(以下、IFRS第9号)を、移行日(2012年4月1日)よ り早期適用しております。

IFRS第9号は、IAS第39号「金融商品:認識および測定」(以下、IAS第39号)を置き替えるものであり、金融商品 に償却原価と公正価値の2つの測定区分を採用しております。公正価値で測定する金融資産に係る公正価値の変動 は損益で認識することとなっております。ただし、資本性金融商品への投資に係る公正価値の変動は、売買目的で 保有している場合を除いてその他の包括利益で認識することが認められております。

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(21)

(重要な会計方針)

本連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、この連結財務諸表(移行日の連結財政状態計算書を含む)に 記載されているすべての期間について適用された会計方針と同一であります。

① 連結の基礎 (1)子会社

子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。支配とは以下のすべてを満たす場合に達成 されます。

・当社グループが、投資先に対してパワーを有している。

・当社グループが、投資先への関与により生じる変動リターンに対する権利を有している。

・当社グループが、投資先に対するパワーを通じて変動リターンの額に影響を及ぼすことができる。 当社グループは、上述の支配の3つの要素のいずれかに変化があったことを示す事実や状況がある場合には、投 資先を支配しているかどうかを再判定しております。

当社グループは、投資先の議決権の過半数を有していなくても、当該議決権が投資先の関連性のある活動を一 方的に指図する実質上の能力を有するのに十分である場合には、投資先に対してパワーを有しています。

子会社については、当社グループが支配を獲得した日を取得日とし、その日より当社グループが支配を喪失す る日まで連結しております。

子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の 財務諸表の調整を行っております。

子会社に対する所有持分の変動で支配の喪失とならないものは、資本取引として会計処理しております。当社 グ ル ー プ の 持 分 お よ び 非 支 配 持 分 の 帳 簿 価 額 は、 子 会 社 に 対 す る 相 対 的 な 持 分 の 変 動 を 反 映 し て 調 整 さ れ ま す。 非支配持分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本の部に直接認識さ れております。

連結財務諸表の作成にあたり、当社グループ内の債権債務残高および内部取引高、並びに内部取引により生じ た未実現損益を相殺消去しております。

子会社の決算日はすべて当社と同じ決算日であります。  

(2)関連会社

関連会社とは、当社グループが、その財務および経営方針に対して重要な影響力を有している企業をいいます。 重要な影響力とは、投資先の財務および営業の方針に対する支配はないが、それらの方針の決定に関与する力を いいます。

関連会社への投資は、連結財政状態計算書上、取得原価で当初認識し、当社グループが重要な影響力を有する こととなった日から重要な影響力を喪失する日まで、持分法を用いて会計処理しております。関連会社が適用す る会計方針が、当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該関連会社の財務諸表の調 整を行っております。

関連会社の決算日はすべて当社と同じ決算日であります。  

(3)企業結合

企業結合は、取得法を適用して会計処理をしております。

取得日において、識別可能な取得した資産および引受けた負債は、IFRSの要求に基づく一部を除き、取得日に おける公正価値で認識されます。

取得関連費用は発生時に純損益で認識しております。

被取得企業における識別可能な資産および負債は、取得日の公正価値で測定しております。

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② 外貨換算

当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しております。また、グループ内の各企 業はそれぞれ独自の機能通貨を定めており、各企業の取引はその機能通貨により測定しております。

外貨建取引は、取引日における直物為替相場またはそれに近似するレートにより機能通貨に換算しております。 外貨建の貨幣性資産および負債は、決算日の直物為替相場により機能通貨に換算しております。当該換算および 決済により生じる換算差額は損益として認識しております。ただし、その他の包括利益を通じて測定する金融資 産およびキャッシュ・フロー・ヘッジから生じる換算差額については、その他の包括利益として認識しておりま す。

在外営業活動体の資産および負債は、決算日の直物為替相場により、収益および費用は平均為替レートを用い て、それぞれ円貨に換算しており、その換算差額はその他の包括利益として認識しております。在外営業活動体 が処分された場合には、当該営業活動体に関連する累積換算差額を処分した期の損益として認識します。

なお、当社グループは選択適用が可能であるIFRS第1号の免除規定を採用し、移行日前の累積換算差額をすべ て利益剰余金に振り替えております。

③ 金融商品 (1)金融資産

(ⅰ)当初認識および測定

金融資産は公正価値で測定する金融資産、償却原価で測定する金融資産に分類しております。また公正価値で 測定する金融資産については、純損益を通じて測定しなければならない売買目的で保有する資本性金融商品を除 き、個々の資本性金融商品ごとに、純損益を通じて公正価値で測定するか、その他の包括利益を通じて公正価値 で測定するかを指定し、当該指定を継続的に適用しております。

金融資産の通常の方法による売買はすべて、決済日基準により認識および認識の中止を行います。通常の方法 による売買とは、市場における規則または慣行により一般に認められている期間内での資産の引渡しが要求され る金融資産の購入または売却をいいます。

償却原価で測定する金融資産

金融資産は、次の条件がともに満たされる場合には、償却原価で測定する金融資産に分類しております。

・ 契 約 上 の キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー を 回 収 す る た め に 資 産 を 保 有 す る こ と を 目 的 と す る 事 業 モ デ ル に 基 づ い て、 資産が保有されている。

・金融資産の契約条件により、元本および元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特 定の日に生じる。

償却原価で測定する金融資産は、公正価値に当該金融資産に直接帰属する取引費用を加算した金額で当初認識 しております。当初認識後、償却原価で測定する金融資産の帳簿価額については実効金利法を用いて算定し、必 要な場合には減損損失を控除しております。

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

金融資産(その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産除く)のうち、上記の償却原価で測定する 区分の要件を満たさないものは、公正価値で測定する金融資産に分類しております。

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産は、公正価値で当初認識しており、取引費用は発生時に費用とし て認識しております。当初認識後、純損益を通じて公正価値で測定する金融資産は、公正価値で測定し、その変 動を当期の損益として認識しております。

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値で測定することを指定した資本性金融商品は、公正価値に当該金融資産 に直接帰属する取引費用を加算した金額で当初認識しております。当初認識後、公正価値で測定しその変動を

「その他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動」として、その他の資本の構成要素に含めて おります。

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の認識を中止した場合、当該金融資産に係る公正価 値の純変動の累積額を直ちに利益剰余金に振り替えております。なお、当該金融資産からの配当金については、 金融収益として当期の損益として認識しております。

決算短信(宝印刷) 2014年05月12日16時30分22ページ(Tess 1.40 20131220_01)

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(ⅱ)金融資産の認識の中止

金融資産は、便益を受領する権利が消滅したか、譲渡されたか、または実質的に所有に伴うすべてのリスク と経済価値が移転した場合に認識を中止しております。

(2)金融資産の減損

償却原価で測定する金融資産については、報告日ごとに減損していることを示す客観的な証拠が存在するかに ついての評価を行っております。減損の証拠には、債務者の財政的困難、債務不履行や延滞、債務者が破産する 兆候等を含んでおります。

金融資産が減損している客観的な証拠が存在する場合、減損損失は、当該資産の帳簿価額と見積り将来キャッ シュ・フローを当初の実効金利で割り引いた現在価値との差額として測定しております。

(3)金融負債

(ⅰ)当初認識および事後測定

当社グループは、償却原価で測定する金融負債を保有しております。償却原価で測定する金融負債は、公正価 値に当該金融負債に直接帰属する取引費用を控除した金額で当初測定しております。当初認識後、償却原価で測 定する金融負債の帳簿価額については実効金利法を用いて算定し、実効金利法による償却および認識が中止され た場合の利得および損失は、連結損益計算書において損益として認識しております。

(ⅱ)金融負債の認識の中止

金融負債は、契約上の義務が履行、免責されたか、または失効した場合に認識を中止しております。

(4)金融商品の相殺

金融資産と金融負債は、認識された金額を相殺する強制可能な法的権利が現時点で存在し、かつ純額ベースで 決済するかまたは資産を実現すると同時に負債を決済する意図が存在する場合にのみ相殺し、連結財政状態計算 書において純額で計上しております。

(5)デリバティブ

当社グループは、為替レートの変動によるリスクに対処するため、デリバティブとしての先物為替予約を契約 しております。為替予約は、契約が締結された時点の公正価値で当初測定され、その後も公正価値で再測定して おります。為替予約の公正価値変動は連結損益計算書において損益として認識しております。ただし、キャッシ ュ・フロー・ヘッジの有効部分は連結包括利益計算書においてその他の包括利益として認識しております。

参照

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